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コンセプト

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コンセプトコメント1

流通業の経営は立地する環境に立ち、商圏生活者の生活の質、量の両面でその向上を顧客に対して実現していく提案者であり、教育者であります。

ショッピングセンター(SC)・商業施設は単なる物の売り買いの場ではなく、生活者の反応を日々とらえ、その実態を定量的かつ定性的にとらえながら、各売場の内容を改善し、ライフマッチング・ライフデベロップメント(生活者に合わせ、そして生活内容の拡大を図る)を実行していくものです。

その結果、多くの支持を得て、商圏の質、量の拡大と深耕が図られねばなりません。そのためには、ハードはもちろんのこと、ソフト(テナント・人財)も随時リニューアルを図りながら推進していかねばなりません。

コンセプトコメント2

その答えは、ショッピングセンター(SC)を運営する人材、すなわち、その中心となる「ショッピングセンター(SC)マネージャー」の存在であります。

ショッピングセンター(SC)マネージャーの運営力によってショッピングセンター(SC)の売上は決まるといっても過言ではありません。

各テナント専門店へのマネジメントは勿論のことキーテナントもショッピングセンター(SC)マネージャーのマネジメント下の基で運営されなければ競争力のあるショッピングセンター(SC)を構築できないといえます。

コンセプトコメント3

 テナントへのリテールサポートとは、ショッピングセンター(SC)が行うテナントへの営業指導であります。その基本概念は、通常、メーカーが行う小売業支援と同様のものと解釈してください。

今までのショッピングセンター(SC)が行っているテナント管理は、ショッピングセンター(SC)のハード面の施設管理業務とソフト面においても販売促進業務に精を出す担当者が多いのが現状です。これからのテナント運営の最重要ポイントである「テナントへのリテールサポート」がほとんどなされていないのが実状であります。それは、何故か?

ショッピングセンター(SC)マネージャー自身は勿論のことデベロッパーのそのものにノウハウも知識もないからやりたくても出来ないのであります。

それでは、どのようにリテールサポートをすればよいのかを整理してみます。

1. ショッピングセンター(SC)側がそのショッピングセンター(SC)のハード面は勿論のことソフト面でのコンセプト・ポリシーを明確に打ち出さなくてはテナントとの意思疎通は図れません。つまり、ショッピングセンター(SC)側がショッピングセンター(SC)の運営戦略を明確にすることから始めます。

 つまり、ショッピングセンター(SC)全体のコンセプト・運営方針について、ショッピングセンター(SC)とテナントの相互理解が基本ベースとなります。

2. 次にどのような場面でリテールサポートを実施すればよいか?基本はテナントとの個別ミーティングをベースとすることです。

しかし、簡単なようでこれができていないショッピングセンター(SC)マネージャーが多く見られます。

何故できないか?それは、ショッピングセンター(SC)マネージャーに小売業・飲食業・サービス業の業務知識がないから、テナントと直接向き合うことが怖くてできないのです。

これからのショッピングセンター(SC)マネージャーは流通業の店舗運営知識を持たなくてはなりません。

コンセプトコメント4

 大多数のショッピングセンター(SC)が行っているテナント教育は、接客研修やディスプレイ研修等々が大半であります。また、ミステリーショッパーズといわれる顧客満足度調査などもよく行っていますが、本来は調査の結果、次に何をするかを考えるための手段として実施すべきものでありますが、これ自体を目的としている例も数多く見かけられます。

ショッピングセンター(SC)テナントの育成の基本はリテールサポート、すなわちテナントへの営業支援であり、ショッピングセンター(SC)テナント店長の育成はこのリテールサポートの重要な位置を占めています。

これらのキーポイントは店長の育成と動機付けであります。テナントの売上は店長の力量次第で1割?2割アップの達成は可能であり、優秀な店長をどのように育てていくかがショッピングセンター(SC)の売上増加の重要課題であります。

コンセプトコメント5


 ショッピングセンター(SC)の重要業務としてテナントのリプレイス業務があります。

全てのテナントの売上が好調で売上不振店などがないというのであればテナントを入れ替える必要はないと思われるかもしれませんが、長年、同じ業態のテナントしかないショッピングセンター(SC)では永続的に顧客の高い支持を得ることは不可能であります。リプレイスとはショッピングセンター(SC)を利用されるお客様に常に新鮮さを提供するために、テナント店揃えを定期的に入れ替える業務すなわちリーシング業務のことであります。

リーシングであれば、ショッピングセンター(SC)マネージャーが行う業務ではなく、専門のリーシング部隊に任せておけばよいという考えが今までは大半を占めていたし、実際のショッピングセンター(SC)の現場でリプレイス計画を策定できるショッピングセンター(SC)マネージャーはごく少数であるのが現実です。

しかし、自分のショッピングセンター(SC)の現状を一番知っているのはそのショッピングセンター(SC)に常駐しているショッピングセンター(SC)マネージャーであります。商圏の変化や競合状況、トレンド等の情報を捉えて、来店するお客様がどのような店を欲しているのかをキャッチし、魅力のある店揃えのプランをショッピングセンター(SC)マネージャー自らが考えることがこれからは重要であるといえます。
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